歯周炎とインプラント周囲炎の違い
歯周炎とインプラント周囲炎の違い 佐賀市 歯科
歯周病で歯を失う方は、中年期以降が多く、緩やかに徐々に喪失していくケースがほとんどです。
歯は、治療されるまでに長い間、口腔内にさらされているため、通常歯はインプラントよりもずいぶん長く使うことになるはずです。
研究によると定期メンテナンス期間10〜30年で歯の喪失率は1.3〜5%であるが、
インプラントでは喪失率1〜18%と言う報告があり
インプラントのほうが喪失率が高い可能性が示されています。
歯周病は歯肉炎と歯周炎の2つの状態があります。
歯肉炎はバイオフィルムに対する生体の免疫反応で歯肉の炎症に限局しており、『可逆性病変』と考えられています。
つまり健康な状態に回復できる病変です。
一方、歯周炎は『バイオフィルムと生体の免疫機構とのアンバランスが引き起こす、付着器官の進行性の破壊を伴う、複数因子が関連する慢性炎症性疾患』です。
インプラント周囲病変は、『インプラント周囲粘膜炎』と『インプラント周囲炎』という2つの状態に分かれています。
インプラント周囲粘膜炎は弱圧でのプロービング時の出血、発赤、腫脹などが見られます。
炎症は周囲粘膜に限局されており、歯肉炎と同様に、健康な状態に回復できる病変です。
一方、インプラント周囲炎は『インプラント周囲に起こるプラーク関連性病的状態』と言われ
進行性のインプラント周囲支持骨の喪失が認められ、完全には回復、元には戻りません。
佐賀市の歯医者、当院こども歯科医院ではインプラント後のフォローアップに力を入れています。
インプラントを30年もたせるためには定期クリーニングは欠かせません。
一緒に1日でも長く持たせるよう頑張りましょう!
なるだけ痛くない削らない抜かない佐賀市の歯医者さん
当院こども歯科
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