インフルエンザ予防にはうがい手洗いだけでなく口腔ケアも大切です。

   

佐賀の学校、幼稚園でのインフルエンザによる臨時休業(学級閉鎖など)は46件で、入院患者数は13人と依然として流行注意報が出ており、保健所は「石けんを使った小まめな手洗いとうがいなど感染予防をして、かかったと思われる場合は早めに医療機関を受診してほしい」と呼び掛けています。
佐賀のインフルの感染情報詳細はこちらへ↓

http://kansen.pref.saga.jp/doukou/kako/3000/3001.pdf

今回、当院は歯医者さんの視点から、お口のケアとインフルエンザの予防について特集してみました。
冬はのどや鼻の粘膜が乾燥して傷むため、インフルエンザウイルスなどが体内に侵入しやすく、口の中の雑菌が作り出す「プロテアーゼ」という酵素がさらに粘膜を破壊することで、さらにウイルスが侵入しやすくなりインフルエンザに感染しやすくなることもわかっています。

さらに、歯周病菌による慢性炎症もウイルス感染を促進させます。

口腔ケアを行い、口腔内雑菌を減少させることで、インフルエンザ感染を抑制できるのです。
具体的にどうすればいいかというと簡単です。

それは、うがい手洗いと一緒にささっと歯磨きすればいいだけなんです。
また、口の中が不潔だとタミフルなどのインフルエンザ治療薬が効きにくくなることも分かってきました。口腔ケアは大事ですね。

歯磨きとうがいのセットがインフルエンザ発症率を10分の1に減少

まさに予防は口から

奈良の歯科医師会の調査では、老人介護施設で歯科衛生士が高齢者に対しブラッシングや舌磨きの指導を実施したら、通常の歯磨きをしていた施設に比べてインフルエンザ発症率が10分の1に激減することが分かりました。
特に高齢者では口腔内の雑菌に対する防御機能が低下しているので「口腔ケアによるインフルエンザ予防は、特に死亡率の高い高齢者で有効です。

インフルエンザを予防しよう



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