土台の種類
かぶせ物の土台
~歯の土台(支台築造またはコア)とは~
虫歯の進行がかなり進んでいる歯は虫歯治療の際に天然の歯をかなり削ってしまうため、かぶせ物を入れても支える所がなくなってしまいます。このような場合、かぶせ物を支える大切な役割をするのが『歯の土台』です。
4タイプの土台(コア)があり、それぞれよい点と注意点があります。
当クリニックでは『かぶせ物の土台』の種類を5つご用意致しました。
- ホワイトコア
- ファイバーコア
- ゴールドコア
- メタルコア
詳細は下記の項目をご覧ください。
歯の土台(コア)の種類【保険適用外】
②ファイバーコア ~Fiber Core~
ファイバーコアは歯の土台専用のプラスチック(レジン)とガラス繊維強化樹脂を調合して制作されています。
特有の強度と柔軟性を持ち、歯茎への負担が抑えられます。
詳しくは料金表ページをご覧ください
料金表ページはこちらから
◎良い点
体にやさしい
金属を使用しないので時間がたっても歯茎への着色がないのと、金属アレルギーの心配もありません。
白さをサポート
天然の歯に近い透明感や色が再現できるため、白いかぶせ物を入れた際にかぶせ物のよさを最大限活かしてくれます。オールセラミックのかぶせ物を入れる際は必ずファイバーコアを土台に使用します。
!注意点
歯が薄く欠損が大きい時は適応できない場合がございます。
③ゴールドコア(金合金、白金加金) ~Gold Core~
ゴールドコアは貴金属の金合金や白金加金で製作されています。
詳しくは料金表ページをご覧ください
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制作期間 | 1週間 |
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◎良い点
柔軟力が高い
金属ですが堅すぎないので歯に割れてしまうことを防いでくれます。
よりからだにやさしい
保険が適用される土台とくらべた場合、より安心な金属を使用しているため、長い間使用していることによる金属が溶け出すことによる歯ぐきの変色や金属アレルギーが起こる可能性が低くなります。
!注意点
オールセラミックのかぶせ物を入れる場合は、ゴールドコアを入れると中の金属の色が透けてしまうため
前歯にゴールドコアを入れることはおすすめしません。
まれに歯ぐきから歯の土台が透けて見えてしまう場合があります
コアの種類【保険適用】
④メタルコア(銀合金) ~Metal Core~
メタルコアとは銀合金で作られた歯の土台です。
保険が適用される土台では主にこのメタルコアを使用します。
<成分> 銀72%, 亜鉛13%, すず9.0%, インジウム6.0%
◎良い点
安価
!注意点
保険適用の歯の土台の場合、精密な治療を行うには限界がございます。特に審美面では長い間使用し続けると銀イオンが溶け出して歯ぐきが黒ずんでしまう場合があります。特に前歯など、笑ったときに見える部分でのご使用はおすすめいたしません。
弾力性に欠けるため歯や歯の周辺組織に負担をかけてしまい、歯や歯の根が割れてしまう場合がございます。
かぶせ物を自由診療で製作される場合はこちらの土台をご使用いただくことをおすすめいたしません。
金属アレルギーの心配がございます。
歯の土台が太く長い場合だと、歯の根の病気などが再発した際まれに再治療が困難になる場合がございます。
※歯の土台が太く長い場合、一度装着すると外すのが非常に困難になります。
外そうとすると、歯が割れてしまい、歯を抜かなければいけない場合もございますので、選ばれる際は慎重にご検討いただくことをおすすめいたします。
⑤レジンコア ~Resin Core~
レジンコアとはプラスチック(レジン)で作られた歯の土台です。
◎良い点
安価・ メタルコア(銀合金)と比較した場合、柔軟性があるため歯が割れる可能性が低くなります。
金属アレルギーの心配がありません。
長期間使用しても歯ぐきが黒ずむ心配がございません。
前歯の土台には比較的適しています。
!注意点
強度と接着力が弱いため、お口の状態が悪い場合や奥歯などでは使用できない場合がございます。
かぶせ物を自由診療で製作される場合はこちらの土台をご使用いただくことをおすすめいたしません。
歯の土台が太く長い場合だと、歯の根の病気などが再発した際まれに再治療が困難になる場合がございます。
池田歯科医院・こども歯科:https://ikeda-shikaiin.com/
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