院長インタビュー記事が掲載されました。

   

佐賀市新栄町、西部環状線のビデオアメリカ前に位置する、「当院」に訪れた。
新しくきれいな室内で最新の設備が導入されており、40年以上にわたって地域の人々の歯の健康を守り続けている実績のある医院だ。

口コミと紹介、リピーターが大半という、落ち着いた雰囲気の中、身の上話をする患者さんがたくさんやって来るそうだが、その理由はよくわかる。
親しみやすく穏やかな雰囲気で患者さんの話に耳を傾け、そして患者さんにとって有益な説明もしっかりと伝えてくれるからだ。

白と木の温もりを基調とした、モダンなデザインの院内。
待合室にはゆったりと落ち着いた雰囲気の椅子が配されており、歯科医院ではないところに来たような気持ちになれる。
これらのインテリアを始め、診察室、治療に至るお話しまで、さまざまなところに究極なこだわりを示す院長の素顔とは?患者さんの診療や、日々の勉強に全力を注ぐ池田達彦院長にジックリとお話を伺った。

(取材日11月12日)

急患で患者さんが診て欲しいと思ったときにすぐ診てあげられる医師であるために

子どもの頃からいろいろなスポーツにチャンレンジしていました。近くに、ようどう館というスイミングスクールがあり、水泳はいつから始めたのか自分でも分からないほど幼いころからやっていましたね。
月曜日から土曜日まで毎日、ときには日曜祝日も練習をしていたおかげで、大会で毎回入賞していました。

しかし、身長や体格など、生まれ持っての素質が影響してしまう部分での伸び悩みを徐々に感じ、高校卒業を機に水泳は引退しました。その他には新栄小学校ではサッカー部出身ですし、極真空手や総合グラウンドでラグビーを習ったり、スポーツ以外では、英会話、くもん、歯科大学時代では茶道裏千家にも没頭。
もしかしたら、親は「文武両道」の大切さを私に教えたかったのかも知れませんね。

―スポーツ経験の中で一番夢中になったものを教えてください。

やはり幼稚園前から通っていた水泳ですね。
小さいころは水を極端に恐がり、お風呂でびびって、よく泣きべそをかく甘ったれでしたので、母親から、近くのようどう館という水泳教室に通わせてもらったのがきっかけですね。

水泳競技通して気づいたのは、自分は「実績を残したいタイプだ」ということ。
神奈川県の湘南で、大学生活や勤務医生活を過ごし、朝日が昇る前からサーフボードを担いで、鎌倉や鵠沼、茅ヶ崎の海でサーフィンをやっていたのですが、大会に出るレベルではなかったので、どうしても”遊び”という感覚が抜けませんでした。

僕にとってのスポーツは「選手登録して大会に出て、そこでいい結果を残す」という本気で取り組むことなのです。
水泳では、その目標に向かって練習をすればするほど結果がついてきました。つまり、努力と結果は比例するのです。
それがわかると、トレーニングも努力したぶん、成果が出るので頑張る。

僕が思うに、何かを成し遂げようとしたときには努力は不可欠で、突然上手くなることや、努力せずに才能だけで上達するということはない、努力を惜しまないという大切な姿勢を学びました。
もちろん運もあると思いますけどね(笑)。

―こちらのクリニックは、患者さんの使い勝手の良さをとても意識されているような気がします。

実は、私は建築やインテリアなどが大好きで、高校の頃は生きている証しを残す仕事に憧れて1級建築家になるのが夢でした。
今は、クリニックをイメージして図面におこすという作業は当時の気持ちを、歯科医師をしながら活かしている感じですね。こだわったのはプライバシーを守り、リラックスしてもらうことでバリアフリーはもちろんのこと、トイレやパウダールームにまでこだわりました。

―地元の「かかりつけ医」として工夫していることはありますか?

歯科医院というのは基本的にあまり足を運びたくない場所というイメージをできる限り減らすため、患者さんのストレスを少しでも軽減するための工夫に努めています。

たとえば患者さんをお待たせしないよう最新の予約システムを新たに導入し、ゆったりとした雰囲気で診療を行ったり、診療終了と同時に受付のパソコンにその日にかかった診察額を送信し、すぐに会計をできるようになど常に最善の対応と医療をご提供できるよう心掛けております。

その他には、患者さんの治療に対する理解を深めていただくために、カメラや模型、スタッフと共同で作ったオリジナルの説明資料で治療前、治療中、治療後のプロセスをわかりやすくご説明させていただいています。

言葉でお伝えするよりも分かりやすいので、患者さんからもご自分の歯の状態が理解しやすいと好評です。

―治療をする上で心がけていることはありますか?

目指しているのは長持ちして、痛くない治療です。
治療の間じゅう寝ている患者さんがいらっしゃると、正直治療がやりづらい場合もあるんですが、反面嬉しかったりもします。不安だったり、痛かったりすると、人は寝られないですからね。

詰めものや被せものは、どこよりも取れない工夫と努力をしているということ。
細かい手仕事の加減で結果が変わってくるので職人気質でこだわっています。

次は衛生的であること。不衛生なのは絶対に駄目。これはもう信念です。
小さなお子さんの場合は、緊急性がなければ無理やり押さえつけるようなことはせず、納得して治療に向かえるようになるまで、まずは慣れるためトレーニングから始め段階を踏んで治療しています。
治療を終えられた患者さんが「とてもありがたかった」と感謝のお手紙をくださることもあり、とてもうれしく思っています。

―ちょうど今、往診から戻られたところ。地域医療に力を入れているのですか?

地域に根ざした活動はいろいろ取り組んでいます。歯科医師だけでなく、このエリアの内科医師の先生達とのネットワークもあって、在宅ケアを考える会や若手医師の会などのグループを作って活動しています。
今日はちょうど訪問往診に行きましたが、高齢者の特に寝たきりの人の介護の現場では食べることや嚥下(えんげ)の問題についての意識が高まってきています。看護師さんに、気を配って歯磨きしてほしい場所や、歯茎のマッサージについて伝えてきました。

寝たきりの人達はつばが出にくくなってしまうし、口をあまり使っていない人が多いですね。
そこで、ご家族の方に、これから退院する可能性があるのだから、退院した時に食べられないのはかわいそうなので、歯茎のマッサージをやってあげて下さいねといつも言っています。

食べられるというのはとても大事なことで、食べたいという欲は年を取っても失わない一番の欲だと思います。食べる喜びを失わないことはとても幸せな事ですし、健康でいられる源のようなもの。患者さんの中で高齢の92歳の方からちゃんと食べられていますよと聞くとうれしいですし、ほっとしますね。

―まだ日本で数少ない最先端レーザー治療の導入など、ハイレベルな歯科医療を展開されてますね。

当院は大学病院と比べても遜色ない高度な最新の治療技術と機材を心がけています。
お伝えしたいのは、当院はただ最新の設備と高度な歯科医療を提供しているだけのクリニックではないという事です。

最先端医療を強調する病院に入ると、どことなく緊張しますよね。

まずは、そうした患者さんの心理に配慮し、普通の歯医者さんに来て治療するようなアットホームな雰囲気で患者さん一人ひとりに密着したオーダーメイドの診療をこころがけています。

例えば、保険診療の材料で十分という方もいれば、自費になっても構わないから最善の治療でより長持ちさせてという方もいる。
そこは患者さんのお話をよく伺って、ご要望に沿った満足度の高い治療を実現できるよう努めています。

―長い間、校医として子どもたちの口の中を診てきて、最近気になっていることはありますか?

昔は虫歯のお子さんが多くて歯が穴だらけの真っ黒の子も結構いましたが、今はずいぶん減りましたね。

しかし最近気になっているのは、小学校高学年くらいで歯に歯石がびっしりついて歯茎が腫れている子が多いこと。歯周病の低年齢化が進んでいます。

以前は若いころの歯周病は特別なものだったけど、今は珍しくありません。
これは子どもたちが塾などに通って、夕食が遅く不規則になりがちであることと、家庭での食事が取れなくて、お腹が空いているので食べやすいものをさっと食べてしまうことが原因のひとつだと言えます。

手軽なハンバーガーとかおにぎりやパン食は、どれも柔らかくて食べやすい物ばかりで、歯と歯茎がどんどん弱ってしまっています。噛むという意識が少なくて、飲み込むような食べ方では子どもの歯は弱くなる一方。とても残念なことです。なかなか難しいことですが、普段の食生活の中で硬い食材を食べる事が大切です。

そうすれば唾液も出て口の中の環境が良くなる。これは子どもだけでなく大人にも当てはまります。

―カウンセリングや相談を大切にして治療をすすめていらっしゃいますが、どのような内容なのでしょうか?

患者さまの来院理由は様々で「なんかここが痛い、気になる」「歯並びをキレイにしたい」「歯がかけてしまった」「歯を白くしたい」「他の医院に行ってみたが違う先生の意見もきいてみたい」「インプラントを他院で勧められたが他の方法で美味しく噛めないか」といったように治療相談やセカンドオピニオンとして来院されます。

来院理由が様々であれば治療方法も様々です。また、患者様が長いお付き合いになる医院、先生、スタッフを知る機会を提供したいと考えております。そのためまずは気軽に来ていただける体制を整えています。

その際によろしければ「レントゲン写真」や「口腔内写真」をとったり、お口の中を実際に診させていただき簡単な資料を作成させていただきます。もちろんこのときのレントゲンなどの検査費は、保険内で収まるようにして患者様に治療する医院を選択する前での負担を少ないようにしています。

―歯科医院を経営する上で、気をつけていることはありますか?

私は、自分のところで働いてくれているスタッフのことを「雇っている」と思ったことはなく、「来ていただいている」と考えています。なぜなら、優秀なスタッフがクリニックにいるということは患者さんの幸せにもつながることだからです。

私は、引く手あまたの優秀なスタッフに長くいてもらうために、様々な努力や、敬意も必要だと思います。

私は佐賀に戻る前に、東京都内、横浜、湘南の歯科医院に勤務して、技術と知識、経験やマネージメントを積んできました。

人が多く集まる地域で、ビジネスマンから高齢者の方、主婦や子どもまで幅広い年代の患者さんの治療に責任者として携わる中で、患者さんはお一人お一人本当にいろいろなお悩みがあるんだな、と実感する日々でした。

そこで培った幅広い知識や経験をもとに、患者さんが抱える千差万別のお悩みをしっかりと汲み取りながら、地域の方の健康をオールマイティーにサポートしていきたいですね。

美容院や健康ランドに行く感覚で、口の中のお掃除だけでも気軽に来ていただけるような、アットホームな歯科医院が私たちの目標です。何か少しでも心配なことがあれば、気軽にお越しください。「ここに来てよかった」「ここに行けばどんな要望にも応えてくれる」と信頼していただける歯科医院になれるよう、専門医ならではの、より安心出来る歯科医療をこなせる歯科医院作りのために日々努力してまいります。

―最後にメッセージを

みなさん、ご存知だと思いますが歯は自然に治らず、再生しません。

最近は、事前に予防をするということの大切さを強く訴える先生方が増えてきているのですが、その考え方がヨーロッパなどに比べると佐賀はまだまだ遅れています。
虫歯や歯周病の予防や悪化を防ぐためには歯科医院に定期的に通い健診を受けるのが一番です。
しかし今現在、すでに悪くなってしまっている歯を抱えている場合、放置するとしっぺ返しが来る事が多いので、歯医者が怖くて行くのがおっくうだと思いますが、早く歯科医院を訪れて、状況を避けていただければと思いますし痛みや不安解消の為に出来る限り不安を解消する努力をしています。

女性の方は特に、妊娠や出産の前にきちんと治したほうがいいですよ。
妊娠・出産を機に歯が弱くなってしまったり、歯茎が腫れてしまったりという体の変化が起こる方も少なくありません。そして何よりも、妊娠、授乳中は薬や麻酔を控えたい方が多いでしょう。

歯周病などの細菌は低体重出産、早産の原因になることが分かっています。妊娠中はつわりなどで大変な時期だと思いますが、ホルモンの関係で歯周病になりやすい時期でもありますので、一度歯科で診てもらうのがいいでしょう。当院は妊娠中はもちろん、産後に赤ちゃんを抱っこして来院できるようにしています。

現在のお口の状態を知るためにまず訪れる1歩を。
当院では痛みがない場合、すぐ削るような昔のスタイルではなく、カウンセリングして治療していきますので,怖がらずに何でも相談してください。

ただ、仕事に集中するあまり、怖い顔になっている時があります。
その時はごめんなさいね。普段は気さくで温和な顔ですよ。



池田歯科医院・こども歯科:https://ikeda-shikaiin.com/

〒840-0859 佐賀県佐賀市新栄西1丁目2-45
電話:0952-22-0388/0120-6789-11

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