乳児期でのむし歯予防
乳児期でのむし歯予防
佐賀市の歯医者、当院こども歯科医院です。
乳児期は2つに分けられ
乳歯がまだ生えていない生後半年くらいで哺乳が主体の時期と
生後半年以降の離乳が開始され乳歯が生えてくる時期があります。
乳児期前半は、歯がなくミュータンス連鎖球菌の定着は起こらず、むし歯リスクはありません。
乳児期後半は乳歯が生えてきますが、離乳食ではショ糖摂取の機会は少ないため、ミュータンス連鎖球菌の定着は、起こりにくくむし歯リスクは少ないです。
離乳の過程で咀嚼のベースとなる動きを獲得していきます。
・食べ物を口唇で捕らえて取り込む
・口を閉じて飲み込む
・舌を使って食べ物を押しつぶす
・脇の歯肉で噛みつぶす
などがあります。
みなさんが普通に食べていることでも口腔内では舌や歯肉、頬など複雑に動かしているのです。
1歳半歯科健診でも母親から相談された内容が、食べ物を細かくちぎってお口の中に入れてあげないと全く食べないという内容でした。
『食べる』の最初の段階ができていないのです。
『食べ物を口唇で捕らえて取り込む』能力の獲得が大切です。
まずは好きな食べ物を下唇に乗せてあげて、自分で口唇にある食べ物を捕らえて口腔内に運ぶ動きを練習してみましょう。
乳児の歯、口の発育に合わせて離乳食のステップアップや食事介助などを適切に行い、食べる機能の発達を促すことは、その後の咀嚼機能の獲得や食行動の発達にも重要であり、口と全身の健康を守る食生活習慣形成の第一歩となります。
佐賀市の歯医者、当院こども歯科医院では乳児期のむし歯予防を大切にしています。
離乳後期になると、乳児期の菓子類や糖分を含んだ飲料を与える場合もでてきます。
その場合はミュータンス連鎖球菌の定着リスクも出てくるので、保護者が味見をしたり、自分が使ったスプーンで乳児に食べ物を与えたり噛み与えたりすることは避けるようにしてください。
なるだけ痛くない削らない抜かない佐賀市の歯医者さん
当院こども歯科
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