口内炎の治療について
誰もがなってしまったことがある口内炎はただ痛いだけではなく、憂鬱な気分にさせると共に食欲不振、味覚が鈍くなるなど、あらゆる症状が現れ精神的に苦しいものです。せっかくのおいしいご飯もおいしさが半減してしまいますよね。
悩みを少しでも楽に出来るよう、口内炎が起きる原因や、未然に防ぐ方法、発症時の対処法を特集しました。
なぜ歯医者さんで口内炎を治療するのをおすすめするかというと、ポイントは3つあります。
- 『レーザー治療』を取り入れている。
- 原因の判別(口腔粘膜疾患等・口腔がんの鑑別診断)と治療経験が豊富
- 詰め物や歯の突起が口内炎の原因になっている場合すぐ対処できること。
1.当院での口内炎の治療法
①口内炎レーザー治療
口内炎が悪化したときは、『レーザー治療』がおすすめです。口内炎は市販薬を使ってもなかなか治らないことが多いですが、レーザー治療なら、わずか数日で口内炎の痛みを取ることができます。
レーザー治療は、患部に光線を当てて焼くことで、殺菌し、炎症を抑える方法です。『患部を焼く』なんていうと、痛そうなイメージがありますが、レーザーには麻酔作用があるので、ほとんど痛みを感じません。
レーザー治療の効能としては、
- 炎症を抑える
- 痛みを抑える
- 傷口をふさぐ
- 殺菌する
など、口内炎にとって有効だといわれる治療が1度にできてしかも治療は5分もかからず終わるので、家事や仕事が忙しくても空き時間にささっと通えます。治療によって、消炎・鎮痛・殺菌効果があり細胞組織を活性化します。
すぐに口内炎が治るというよりは、すぐに痛みがひくという表現が正しいでしょう。
②薬を使った口内炎の治療法
レーザーや、高周波治療などの保険外治療をしない場合に処方される薬や、市販で買える薬についてご紹介します。
アフタゾロン
歯医者さんでは、『アフタゾロン』という口腔用の塗り薬で口内炎を治す方法もあります。費用は保険適用です。
綿棒を使って患部に直接塗ってください。すぐに痛みが和らぎ、大きな口内炎もだんだん小さくなっていきます。薬を塗ったすぐ後は飲食などを控えるようにしましょう。薬が効く前に流されてしまう可能性があるからです。治すには5日ほどかかるといわれています
口内炎とは
口内炎とは、口腔内の粘膜に病変がおこり、炎症をともなっている状態のことをいいます。口の中が赤くなったり、熱を帯びたり、腫れたり、痛みが出たりします。軽い口内炎はごく一般的なものです。痛みをともなう場合も多く、食事や歯磨きなどで患部に刺激が与えられると、さらに強い痛みを感じます。
口内炎が起きる原因
ひとことで口腔炎といっても原因はさまざまです。口の中に起きた感染やできもの、かぶれといった一般的なものから、自己免疫疾患や遺伝などのまれなものまで考えられます。傷や栄養不足、精神的なストレスの他に、義歯や金属冠による口腔内への刺激や食事から受ける刺激などが発生リスクを高める場合があります。
口の中(口腔内)には非常に多くの細菌が存在しています。
これは健康な人であってもです。
数千億の細菌がいると言われています。
口内炎は、多くの場合この口の中に存在する細菌によって発生します。
口の中に傷ができたり、弱ったりするとこれらの細菌が入り込み、口内炎になります。
つまり、
口の中にいる細菌を減らし、繁殖を抑えて増やさないようにすることが大切です。
①口腔内の傷からの発症
歯で思わず噛んでしまったり、虫歯や歯が欠けて鋭利となった箇所が口腔内に傷を作ったり、煎餅や天ぷらの衣など硬い物を食べることで口腔内の粘膜が傷つき炎症を起こすなど、多くの要因があります。
②栄養不足からの発症
食生活の偏りが主な原因ですが、そのなかでもビタミンBの不足が大きな要因となります。
③ストレスからの発症
過労や精神的ストレスが原因となる場合があります。
④病気の部分症状としての発症
胃腸障害の部分症状として発症したり、女性では妊娠や月経の異常にともなう内分泌異常が要因となって発症したりすることがあります
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