小児における口腔機能発達不全症
2020.07.19小児における口腔機能発達不全症 佐賀 歯科
佐賀市の歯医者、池田歯科こども歯科医院です。
口腔機能発達不全症とは『食べる機能』『話す機能』その他の機能が十分に発達していない状態をいいます。
これにより最も困ることは『うまく食べることができない』ことです。
生きていくために不可欠な『食べる』機能の発達不全は、なぜ?
いつ?起こるのでしょうか。
出生後は吸啜反射と言われる原始反射があり哺乳がスムーズに行われます。
この反射は通常、徐々に消失していきますが、この反射がいつまでも残っていると離乳食の際、口唇をうまく使うことができません。
舌が前にでてきて食べ物を押し出してしまうなどの問題を起こすこともあります。
離乳食の進め方についても子供それぞれの口腔の形態発達、機能発達に沿って進める必要があります。
スプーンから、口唇を閉じて食べ物を取り込む際、こどもの口唇の形を確認することがないままスプーンを口の奥に入れ、上あごに擦りつけるように引き抜くような与え方は絶対にしてはいけません。
このような方法では食べる機能は発達しません。
離乳食を与える際の適切なスプーンの使い方としては
スプーンは、こどもの下唇に乗せるくらいにし、こどもが自ら食べる『捕食』となるように少し待ってあげます。
佐賀市の歯医者、池田歯科こども歯科医院では、口腔機能発達不全症の治療を行なっています。
お子さんがうまく食べれてないなと感じたら、是非ご相談ください。
なるだけ痛くない削らない抜かない佐賀市の歯医者さん
池田歯科こども歯科
佐賀市歯科 新栄 西部環状線沿い