エンドペリオ病変
2020.07.15エンドペリオ病変 佐賀 歯科
佐賀市の歯医者、池田歯科こども歯科医院です。
歯内疾患、歯周疾患がそれぞれの領域にまたがった状態を『エンドペリオ病変』と呼びます。
日常臨床でエンドペリオ病変に遭遇することは珍しくありません。
この治療は病変の診断やステージによって明確に異なり、誤った診断は治癒へ至らないばかりか歯の喪失につながりかねません。
歯内疾患由来の病変
何らかの理由により生じた歯髄壊死に起因する根尖病変により、炎症が交通路を介して歯周組織へ波及した状態をさす。
この際、歯根膜から歯肉溝へと排膿路（サイナストラクト）を形成すると、その部分へプローブが入るため付着の喪失を起こしていると錯覚することがあります。
同じようなことは歯根破折による限局性の付着喪失によっても認められます。
大臼歯の根分岐部に排膿路を形成した場合、根分岐部病変の様相を呈します。
治療としては原因が根管系にあるため、まずは根管治療を行い治癒が得られない場合に外科的歯内療法を行います。
佐賀市の歯医者池田歯科こども歯科医院では診査診断に力を入れています。
サイナストラクト（歯肉にできた膿がでてくる穴）にX線に造影するアクセサリーポイントを入れて、どの部分が実際に原因なのかを特定していきます。
なるだけ痛くない削らない抜かない佐賀市の歯医者さん
池田歯科こども歯科
佐賀市歯科 新栄 西部環状線沿い
