根管治療の今
2020.06.22根管治療の今
佐賀市の歯医者、池田歯科こども歯科医院です。
根管治療の専門医が現在、流行りのニッケルチタンファイルで根管を拡大した場合、37%近くの根管表面が器具が当たっていないというデータが出ました。
根管表面に大量の細菌が残っていれば、治癒がしにくいのは明白です。最近は一風変わったファイルが誕生しています。
それは最初から湾曲しているファイルです。
湾曲していると回転した時、立体的に膨らんだ動きとなり、根管内で接触面積が増え、バイオフィルムをより除去しやすくなります。
化学的清掃では歯科先進国の欧米では、次亜塩素酸ナトリウムとEDTAによる洗浄がよく使われています。
短期間の感染であれば象牙質は影響を受けていないことがありますが、長期間バイオフィルムが存在して、象牙質が脱灰、柔化している場合は感染象牙質ごと取る必要があります。
バイオフィルムに有効な薬剤としてマグロライド系があります。
この抗菌薬はバイオフィルム構成細菌の病原性を下げたり、宿主の応答を変化させる効果があることが示されています。
佐賀市の歯医者、池田歯科医院では常に最新治療をアップデートし、現段階でベストだと思われる治療を提供しています。
昭和や平成の初期に主流で使われていた薬剤も今では時代遅れだったりと医療は常に進歩しています。
なかなか治りにくい根の治療だからこそ、治療の幅をしっかりもちいろいろな症例に対応しています。
なるだけ痛くない削らない抜かない歯医者さん
池田歯科こども歯科
佐賀市 新栄 西部環状線沿い。。😇
