親知らずの抜歯

2013.11.30

抜歯のリスク

下の親知らずは太い神経に近いため、抜歯の刺激により3~6ヶ月間麻痺が出ることがあり(1%の確率)、その中でも、ごくまれに一部知覚鈍麻が残ることがあります。

※症状の程度がリスクを上回る時のみ抜歯をすべきだと考えます。

親知らずを抜いた方がいい状況

  • 虫歯が大きく、痛みがあり器具・歯ブラシが届かない時
  • 腫れ・痛みを繰り返し、以前よりも頻度が多く症状が強くなってきた時
  • 抜歯以外、痛みが取れそうにない時
  • 矯正で、歯並びに悪影響を及ぼす時
  • 頬の粘膜を噛む原因
  • 親知らずの歯肉が腫れた
  • 親知らずの位置が移動した

親知らずを抜かなくてもいい場合

  • 歯肉がかぶってなく、まっすぐにはえている
  • 将来、ブリッジや入れ歯に使えそうな時
  • 全身疾患の状態が悪い時
  • 骨の奥深くにあり、症状が無い時
  • 顎関節症(まず咬み合わせを調整します。)

抜く決心がつかない時

  • 虫歯を器具が届くところまで除去し、応急的にセメントでうめる
  • 腫れている時は{汚れ取り+抗生剤注入}を何回か行なう
  • これで様子をみるが、症状がこの処置では抑えられない時、

何回も繰り返す時は決心していただいた方が良いです。

抜く時期が遅れると・・・

痛み、腫れが強いと神経が過敏になり通常の2~3倍、麻酔量を使っても効かないことがある。
(この場合、薬で痛みのレベルを下げてから後日抜歯)
虫歯が深くなりすぎると抜くとき、ひっかかるところが無くなるため、抜歯が困難になります。
(歯肉切開・骨削合・歯の分割が必要になることがあります)
※ある程度のところで抜いたほうがいいと思います。

抜かないで管理

タフトという歯ブラシで管理していきます。
さらに、定期健診時にレントゲンをとり虫歯の深さや、歯の位置が変化していないか確認します。

上下抜く場合はどちらから抜歯?

上の方が骨もやわらかくて、痛みも下に比べ弱くリスクも無いため、抜歯に慣れる意味も含めて上から抜歯します。
※症状、状態により大学病院に紹介することがあります。

親知らずの抜歯が難しい理由

親知らずの根の形や向きはさまざまで、抜歯を難しくする原因の一つになっています。

当院は痛みに配慮し、なるだけ抜かない治療にて親知らずを治療しております。

  • 佐賀の池田歯科院 矯正治療専門サイト
  • 佐賀の池田歯科医院 インプラント治療専門サイト
  • 佐賀の池田歯科医院 無痛治療のこだわり
  • 佐賀の池田歯科医院 地域貢献活動 食育に力を入れています。
  • 佐賀の池田歯科医院 患者様の権利
  • 池田歯科医院 池田幸史院長 インタビュー
  • 歯科医療におけるSDGsを推進しています。

佐賀県佐賀市の歯医者 池田歯科医院・こども歯科

住所 : 〒840-0859 佐賀県佐賀市新栄西1丁目2-45
電話 : 0952-22-0388 / 0120-6789-11

診療時間日/祝
9:00~12:30×
14:00~18:30××
土曜日は 13:00 までの診療です。休診日は日曜日・祝日になります。
院内の様子をバーチャル体感!実際の院内を360°見渡せます。
  • 保育士常勤
  • 急患随時対応
  • クレジットカードが
    ご利用いただけます

  • 無料でWi-Fiが
    ご利用いただけます

◎当院の混雑度予想

診療時間日/祝
9:00~12:30混雑普通普通普通普通普通×
14:00~18:30混雑普通××
  • 混雑20分以上待つ場合があります
  • 普通10分以上待つ場合があります
  • 比較的空いています