力加減が難しい子供の歯磨き。ポイントを教えます。

   

力加減が難しい子供の歯磨き。よい方法を教えて!

お子さんが小さい場合、ちゃんと歯磨きをしてあげようと思っても、なかなか上手くできないママもいるのではないでしょうか。磨く際に力加減がよくわからないという相談者の悩みに、衛生士さんたちがアドバイスをしてくれました。

子供の歯磨きについての相談:

「子供の歯磨き。力加減がわからず、ちゃんと磨いてあげられません」

『娘の健診で虫歯が見つかりました。私が仕上げに磨いてあげているのですが、その磨き方に自信がないです。私自身、歯医者に行くたびに歯の磨き方を注意されるのですが、力が入りすぎて歯茎が削れているみたいです。気をつけていてもなかなか力加減がわからず、子供の歯や歯茎は大人よりも繊細だと思うので、娘の歯磨きにもおよび腰になってしまいます。子供の歯を磨く時、どうすれば上手くできるのでしょうか。(30代・女性)』

歯ブラシの先が開かないよう、軽く小刻みに

力加減が難しいのですが、ポイントは、歯ブラシの先が開かない程度に軽く歯に当てて磨くとよいようです。しっかりと磨くのも大切ですが、お子さんの負担を軽くしてあげるために、あまり時間をかけすぎないようにしましょう。

『歯ブラシはヘッドの小さいものを選びなるべく歯に垂直に当て、5mm程度に小刻みに動かして磨きます。ブラシの先が広がらない程度の力加減で、虫歯になりやすい奥歯や歯の裏側も磨いてあげてください。時間が長すぎるとお子さんも疲れて嫌がってしまうので、3分程度を目安にするとよいでしょう。』
『歯ブラシを歯の面にまっすぐあて、毛先が広がらない程度の軽い力で小刻みに磨くのがポイントです。奥歯は奥から前へ動かし、特に奥歯は歯垢が溜まりやすいので念入りに行ってください。前歯の歯茎の部分に歯ブラシが当たると、嫌がったり傷ついたりするので目で確認しながら行いましょう。前歯は神経も多く敏感なので、最後に磨くと嫌がりにくいです』

実際に歯科衛生士さんに指導してもらっても力加減や磨き方は、口頭で説明してもらってもわかりにくいですよね。

可能であれば、実際の歯磨きの様子を歯科衛生士さんに見てもらい、指導してもらうのもよいでしょう。

『口頭で指導を受けただけでは、力加減も分からず不安ですよね。歯科受診をされた時に、実際に相談者様が歯科衛生士さんの前でお子さんの歯を磨き、正しく磨けているかどうか確認してもらってはいかがでしょうか。力加減が分からないことを相談すると、優しく教えてくれると思います。』
小さい子供は歯磨きを嫌がることも多く、なかなかちゃんと磨いてあげられないものです。力加減については、歯ブラシの先が広がらない程度を目安にするとよいようなので、是非試してみてください。



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